第2回東京ラーメンショー2010、開催案内のリーフレット
第2回東京ラーメンショー2010、開催案内のリーフレットが、日本ラーメン協会から送られて来ました。開催まであと1ケ月。
日本最大級のラーメンイベントの出展は、さすがにワクワクしますね。
去年は3日間で4041杯を記録して売上数第1位という栄誉を頂きました。その事が評価されて、今年は2年連続での単独店の出店はうちだけ。今年の顔ぶれを見ると、実力店がコラボにより出展するケースが多いようです。
何人かの知り合いの店主からは「打倒、富山ブラック」とか「目指せ、いろは」で行きますよ、なんて言われましたが、皆んな燃えてるし、なおさら「負けられないぞ!」という気持ちを強くします。
ラーメンファンなら、ぜひ駒沢オリンピック公園まで、足を運んで下さい。もちろん富山からも応援ツアーで来て下さい。そしてまずは富山ブラックを1杯。今年出品する富山ブラックはすごいですよ。富山産の極上氷見煮干をたっぷりブチ込んだ濃厚煮干スープ。全粒粉にレンコンを練り込んだシコシコで栄養満点の自家製麺。濃い味付けのやわらかチャーシューに皆んなが好きな半熟味玉もちゃんと乗ってます。もちろん採算度外視。ラーメンショー限定です。
それと、オペレーション能力にも自信がありますよ。これがあったから去年も1位になれたんですから。会場へ来たら行列でビックリすると思いますが、うちは100人位なら20分。300人位でも1時間で提供します。その辺のところも見て下さいね。
ちなみに、今年は5日間の開催になったので、8000杯の準備をして、26店のライバルを迎え撃ちますよ。
会期中、僕はほとんど店の前に出ていると思います。
声を掛けてもらえば、オススメの店なんかも教えちゃいますよ。
氷見煮干し
前にも書きましたが、富山湾で漁れるカタクチイワシを100%使用した氷見煮干しとの出会いは、僕のラーメン人生の中でも衝撃的でした。スープのベースはトンコツ、トリガラと言う概念を大きく変えるものでした。
これまでも動物系と魚介系をバランス良くブレンドしていましたが、いま一つ特徴がはっきり出せない事に物足りなさを感じていたのです。
これだけいい風味とだしが得られるのなら、思い切って、これをメインに使ってみたい。そう思って試作を繰り返した結果、ようやく納得の味が完成しました。射水本店ではすでに今週から切り変わっています。他店でも来月上旬迄には新しいレシピに変わる予定です。
色は黒いが意外にあっさり、それでいて深いコクと風味が感じられる。新しい富山ブラックをお楽しみ下さい。尚、この事は、店頭では公開していませんのでご了承下さい。
えっ?そんなに簡単に味を変えていいのかって?
すでに味が確立された店は、それを守ることも必要でしょうが、ウチはまだまだ手探り状態。もっともっと進化して、成長しなければと考えています。
皆さんの評価を聞かせて下さいね。
Wakerに掲載されました。
Waker10月号に掲載されました。
金沢市で北陸ラーメン博がありました。
19日(日)、20日(月)の二日間、金沢市で北陸ラーメン博がありました。うちも出展していましたが、結果は惨敗。どこのイベントでも最高の評価を得て来た「富山ブラック」も地元イベントでは並の評価に終わりました。正直くやしいですがイベントの特徴でもあると、勉強しました。
一昨年、始めて出た北陸ラーメン博では、新記録の売上で、一位でした。2回目の去年も、さらにその記録を上回りました。実はその後石川県で一気に出店攻勢をかけ、4店舗を持つ事になったのですが、その事が、石川県内ではすでに地元の店、という認識になっていた様です。うちの店の存在を知ってもらっている、という点ではうれしい事ではありますが・・・・・・。
イベントはあくまでお祭りですから、もっと非日常の楽しみを提供しなくてはいけなかったのに、3年続けてワンパターンの売り方では当然飽きが来るのは当たり前。完全に僕の作戦ミスであり、多いに反省しています。
ところで、今回人気を集めていたのは、「東池袋大勝軒」「つけめんTETHU」それに東京の店とコラボした「前田慶治郎」、いずれも石川県のファンには、新鮮な魅力をアピールしていた様です。来年は、改めて、同イベントを盛り上げる役を演じられる様、知恵を絞りたいと思います。
もちろんお店の方も、旨いらーめんを作り、地域密着で地元のお客様を楽しませたいと思います。
キャナルシティ博多に「富山ブラック麺家いろは」がオープンしました。
前回に続き博多ネタで恐縮です。昨日、9月16日(木)、キャナルシティ博多に「富山ブラック麺家いろは」がオープンしました。
富山ブラックが九州初上陸ということで、予想以上に注目度が高い様です。準備の13日(月)からオープンまで、地元福岡放送の密着取材が続き、オープン日には別の番組の生放送でも放映されました。情報誌福岡Walkerにも大きく取り上げられたりと、メディアからは相当注目されている様です。
オープン前日には関係者(招待客)のみの試食会を行いましたが、昼の3時間だけで240人の方にご来店頂き、「想像していた以上に旨い。」「プレオープンでこの完成度はすごい。」などの言葉を頂戴し、自信を持って開店することができました。
ただ、プレオープン前日の仕込みで、現地で作る自家製全粒粉麺の配合が間違っていて、スタッフの試食会で気付き、500玉を破棄して、徹夜で作り直すというドタバタもありました。
その場面でもTVカメラが回っていて、カットして、とは頼みましたが、プロデューサーはおもしろいのが撮れた、なんて喜んでいたので、どうなるかな?