2日!
ラーメンに関係ないですが、きのうNHKでも中継していました、ゴルフの日本シニアオープンで、僕の高校時代の1年後輩で、今は親友でもある室田 淳(56才)が優勝しました。プロ50才以上が出場するシニアツアーで7勝目。僕もテレビで観戦しながら最後のデッドヒートには自分の事の様に興奮しました。終わってすぐに”おめでとう”の電話をしましたが、逆に「栗原さんも来週頑張って下さい。」と激励されちゃいました。お蔭て元気をもらった感じです。
ところで本日、全国のほとんどのコンビニから「富山ブラックのベビースターラーメン」が発売されました。これを食べて、あるいは店頭で見て、本物が食べたい!と思った人が、東京世田谷の駒沢オリンピック公園に足を運んでくれると嬉しいな。販売元のおやつカンパニーさんの狙いもそこにあって、この日の発売になったのかも知れませんね。
先週発売のサークルKサンクスのカップ麺と合わせて、東京ラーメンショーの集客に貢献できるとさらに嬉しいですね。僕は明日、富山を早朝に出発して東京へ向かいます。今日は食材や機材をチェックして万全を機したいと思います。何んてったって、15,000食分ですからね。
ワゴン車2台に積み込んでますが、さすがにすさまじい量です。僕に取っても未知の数量ですから、鳥肌が立って来ます。なんとなく、気合が入って来ましたよ。いよいよ始まるんですね。ともかく、事故なく、そして品切れもなく、スムーズに運営して、出す側も食べる側もこの祭典を楽しみたいですね。あした天気になあれ!
3日!
ここまで近づいて来ると、さすがに緊張感が漂って来ますね。各店から出荷するチャーシューなどの仕込みも始まっています。発注もれはないか?備品のチェックもれはないか?慎重に確認が必要です。
去年は、13,355杯と1番多くの人に食べて頂きましたが、今年はどれだけ準備すればいいか?悩むところです。準備してなきゃ売れない。という原理を踏まえて、思い切って15,000杯分を持って行く事にしました。今のところ天気も良さそうだし、去年以上にたくさんの人に来場してもらえる期待を込めて・・・。
うちの強いところは、応援団がいるところ。東京在住の、富山県人会の皆さんや、富山出身の若者ネットワーク「アコイコ」のメンバーの人達が、皆んなで応援してくれています。まるで甲子園の応援のように、声援を送って頂いてます。
去年も直接会場に来てくれた人がたくさんいましたし、ネットで応援メッセージもたくさん発信して頂きました。田舎って、いざとなると団結力が強いんですよ。そんな人達の期待にも応えて、十分な準備で本番に臨みます。
去年もそうでしたが、宿舎は富山県が職員さん達の為に持っている富山県赤坂会館。正に富山県一丸で、総勢14名のスタッフと共に三連覇を狙います。
4日!
いつもは週一くらいしかブログを書かない僕が、めずらしく(初めて?)、今週は毎日アップして来ました。東京ラーメンショーのネタばかりですが、僕にとっては、それだけ、大事な大事なビッグイベントなんです。
30万人を超えるラーメンファンを始め、マスコミの取材もかなりの数になりそうです。去年はテレビの番組数だけでも20番組程から取材を受けた記憶があります。さて、今年はどうなるかな?すでに事前取材の依頼もちらほら入っていますし、かなりのカメラが会場に入るのは間違いなさそうです。どんどん報道してもらって、去年よりたくさんの人に駒沢オリンピック公園に足を運んで欲しいですね。
僕は、店の周辺で、富山県のハッピを着て、ウロウロしているハズです。気軽に声を掛けてもらえれば、おすすめのらーめんなんかも教えちゃいますよ。それと、待ち時間も遠慮なく聞いて下さい。かなり正確に答えられるはずです。
こんな感じで僕の仕事は表の行列整理が主なんです。呼び込みも多少はしますが、ほとんどの人がすでに並ぶ店を決めてあって、声を荒げて呼び込む必要はあまりないんです。それより、うちに並んでくれた人に、いかにスムーズに提供まで待ってもらうかに専念した方がいいと考えてます。
もちろん、朝のうちは仕込みもしますし、味の調整に一番神経を使ってます。始まってしまえば作るのはスタッフにまかせてますけどね。最近は膝が痛いので、うしろで座ってる事もありますが、その時は、ごめんなさい。
5日!
改めて出展者の顔ぶれを見ると、すごい人たちばかり。この中で本当に僕が同じ土俵に立つというのが信じられないくらいです。
元々、僕も人に負けないくらいのラーメン好きで、色んな土地で、評判の店を調べては食べ歩いて来ました。今でもそれは続けています。ですから、本当に旨い、本当に人気の店の店主など、あこがれの存在でもあるんです。
そんな人気店や有名店主と肩を並べられるんですから、ラーメンファンの僕にとっては最高の幸せです。ついでにこういう最高の機会に皆さんと親しくなって、それぞれのノウハウをちょこっと覗いてみるのもいいですね。逆に覗かれちゃったりして。
いずれにしても、業界人の僕達にとっては、いい交流の機会でもあるんです。元々は同業の人達と話す機会すらなかったのが、4年前に「日本ラーメン協会」が出来て、僕も初年度から入会させてもらったんですが、それからいろんな業界内の情報が、それこそ全国から入るようになって、しかも、いろんな店主の人達とも親しくさせてもらってます。
親しくなると、ラーメンのノウハウなんかも案外オープンに話せて、すごく参考になる事が多いんですよ。創業前迄、僕は修行など全くしてなかったので、すごく新鮮で、ラーメンってそうやって作るんだ、なんて(笑)関心する事もしばしばです。
さあ、こんなすごい人たちと一緒に、日本のラーメン界を大いに盛り上げるアピールをしたいですね。
6日!
それほどブランド力の大きくなかった富山ブラックが、なぜ2年連続第一位の売上数を達成できたのか?マスコミの取材や講演会で何回も答えて来た事ですが、その答えには3つの要素がありました。
一つ目は、プロモーション!
より多くの方に並んで頂いた事。その為には、マスコミの報道や、富山県関係者を中心に、ネット等を通じてたくさんの応援メッセージを発信して頂きました。その結果1番食べてみたいラーメンになったんだと思います。
二つ目は、オペレーション!
たくさん並んだファンにできる限り少ない待ち時間で提供する事。これまでのイベントで経験した事を何回もミーティングでシミュレーションして、作業の流れを工夫しました。設備は全ブース同じ条件ですから、これは人の動きしかないんです。でも、さすがに400人を超える行列を見た時は、鳥肌が立ちましたね。
三つ目は、準備!です。
準備した数しか売れないのが、物理的にも当たり前。去年の5日間トータルで13,355杯も、その準備ができたから。富山から出展というのは地理的にはハンディです。ただ全国のいろは全店が一丸となって、麺やチャーシューや黒醤油だれを徹夜で仕込んで送ってくれたんです。
今年も、「富山ブラック麺家いろは」は、強いですよ!